しばたみなみ個展「日々是好日の一層~漂流モノと過ごす日々」開催レポート
弊社が運営する福岡県糸島市にある「古材の森」に於いて2023年2月17日(金)~28(火)の期間で開催しました、古材の森企画展「日々是好日の一層~漂流モノと過ごす日々」minami EXHIBITION2023無事終了いたしました。
期間中は、多くの方にご来場いただき、旧西原邸(古材の森)の建物がアーティストの手によって素晴らしい空間に変化しました。
古材の森では、次代を切り拓く先進性をもった若手アーティストを応援するとともに、ステップアップとしてのこれまで様々な企画を行ってきました。今回のアーティストも、「物を大切に使う」「古くから存在しているものに敬意を払う」など古材の森が大切にしている事を、また新たな切り口で表現していただいたと思います。
しばたみなみ個展「日々是好日の一層~漂流モノと過ごす日々」minami EXHIBITION2023
【開催趣旨】
油機エンジニアリング株式会社では、古材の森(旧西原邸)を動態保存し、次世代へ引き継ぐことを目的に「地域の歴史と文化の交差点」をテーマとする活動を行い、新たな価値創造の場として機能することを目指しています。また、次代を切り拓く先進性をもった若手アーティストを応援するとともに、世に出るきっかけになればという思いで、これまで様々な企画を行ってきました。
この度、古材の森(旧西原邸)では、福岡を中心に活躍するアーティスト“しばたみなみ”さんの個展を開催します。しばたは、福岡市出身で、建築士と両立しながら創作活動を開始し、アメリカやスペイン、ドイツ、オーストリアでの活動後、博多湾での環境活動に勤しみながら、主に海洋ごみを使っての絵画、布織、木彫、土を使った作品制作など様々な表現で活動しています。
本展では、彼女の作品の中から、絵画や立体など旧作品から現在に至るまでの作品を中心に展示し、彼女が制作の理念としている「スクラップ&ビルド」というテーマを基に構成致しました。
油機エンジニアリング㈱は、解体・建設機械・油圧機械という環境問題に直接関係する仕事をしています。これからの時代、環境問題は業界だけでなく地球規模で考えなければならない問題となっています。旧西原邸(古材の森)は、再利用が当たり前だった約100年前の、リサイクルを主眼に置いた時代の建築物であり、この空間で環境について考えることは非常に価値のある事だと考えています。
〈会 期〉
2023年2月17日(金)~28日(火) 22日(水)・23日(木)は休廊
〈開催期間中の催し〉
18日(土)17:30~フランス人落語家シリルコピーニさんによる落語会
25日(土)17:00~しばたみなみアーティストトーク
〈企画・主催〉
古材の森(油機エンジニアリング株式会社)
〈協力〉
いどべた、小山FM福岡共同事業体